ソースが全然洗われない迷走ブログ

09/08/24: libcURLのVisual Studioでのビルドのメモ

Category: C++ ( libcURL )
Posted by: okayu

 …どういうことだ、窓を開けてたら肌寒い。
これ8月の気候じゃなくね?


 昨日気になってた、libcURLをとりあえずビルドして、HTTPを取得するサンプルコードを実行してみた。
HTTPS通信は後日試してみる。



■libcURL

◆公式

◆ライセンス
MITベースらしい。
docs¥LICENSE-MIXINGには、内部で使用するKRB4が、オリジナルBSDスタイルライセンスだから、KRB4を有効にしてGPLのソフトとリンクさせて配布しないで、みたいなこと書いてる。
誤訳だったらゴメン。


■Visual Studio 2005でビルド

 doc¥INSTALLの記述にちょっとウソがあるっぽい。

以下、Visual Studio 2005 standardでビルドしてみて最終的にビルドが通った手順。

1.コマンドプロンプトを開く。
ソースをダウンロードして、解凍。
コマンドプロンプトを開いて、そのディレクトリに移動。

2.vcvarsall.bat実行
ウチのVS2005Standardの環境では以下のような感じ。
"Path¥to¥Microsoft Visual Studio¥VC¥vcvarsall.bat"

3.OpenSSLのパスを環境変数に指定
SSL通信をOpenSSLにさせるときは、ビルド前にOpenSSLへのパスを、環境変数[OPENSSL_PATH]に設定してあげる。
※このとき指定するパスは、インストール先のトップディレクトリではなく、ビルド環境のトップディレクトリである必要があるみたい
何故かはわかんない。

set OPENSSL_PATH=Path¥to¥OpenSSL

4.Makefile修正
libcURLトップディレクトリにあるMakefileを開き、VC=vc6の部分を、対象のVCバージョンに設定してやる。

VC=vc8

5.lib¥Makefile.vcX修正
lib にあるMakefile.vcX(Xはバージョン番号、自分はvc8)を開き、以下の部分を修正。

HTTP以外の通信が必要ないときは、フラグを追加。
他のフラグについては、docs¥INSTALLを参照してください。

CFLAGS = ~ /DHTTP_ONLY ←追加


ビルド対象ファイル追加。
そのままDLLビルドすると、リンクエラーが発生する。
エラー対象関数の実装があるCファイルをビルド対象に追加することで、ビルドが通る。

X_OBJS= ~
$(DIROBJ)¥nonblock.obj ¥ ←行追加

6.ビルド
docs¥INSTALLにはOpenSSLのDLLとリンクするDLL出力は 'nmake vc-ssl-dll' って書いてるみたいなんだけど、多分間違い。
上記だと、スタティックライブラリファイルのみが出力された。

nmake vc-dll-ssl-dll

インクルードパスとライブラリパスにOpenSSLのパスを追加するのも忘れずに。
ビルドが正常に終了すると、以下のファイルが lib に出力される。
libcurl.dll
libcurl_imp.lib
libcurl_imp.exp

7.実行してみる
残念ながら、VC環境ではmake testのようなことはできないみたい。
見つけられなかっただけかもしれないけど。

とりあえずの動作確認に、docs¥examples¥simple.cあたりを実行した。

どこでGETの結果を見るんだろうとか思いながら、何も考えずに実行したら、標準出力にHTMLが出力された。
どうやらHTTPは正しく動いてるみたい。

HTTPSは後日確認しよう。
少なくともsession_idを操作するインターフェースはあるみたいだし、ちょっと期待。


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